酒蔵と庭を挟んで建つのは、にじり口、貴人口もある田舎間四畳半の茶室「桂松庵」。 昭和26年に着工されました。樹木、灯籠、飛び石の配りよく数寄を尽くした庭は、金沢の丸山樹仙の名作です。 この茶室と酒蔵で、蔵元が企画するお茶会や四季折々の宴が開かれます。
茶室 桂松庵は、当時庭に松の大木があったことから、桂松庵と名付けられました。 茶室は、四畳半切本勝手で、裏千家の又隠席が基本となる小間造りです。 天井は台目席で、平、落、かけ込みの三種の造りとなっており、狭い空間を広く変化をもつ様にと工夫されましたものです。 又、にじり口と、貴人口とをもち、屋根は切妻の二重となり、 特に壁は藁を切って(すさ)として塗り込めたすさ壁は時間と共に「わび」「さび」の世界を感じます。