日本料理 梶 助 梶 吉久 小松駅の西、大和町の「梶助」。料亭らしからぬ気さくな方が迎えてくれた。「僕がマスターです。料理は僕と75歳になる先代が全部つくってます」と2代目になる吉久さん(50)。奥から「うちはみんな元気で明るいのが自慢なんです」と若女将の和恵さん。19歳でお嫁に来た若女将とマスターは、もうすぐ銀婚式を迎えるほどなのだが今でもアツアツ。1女2男の子供に恵まれ、長男は東京の「なだ万」で修行中である。 カウンターが10席、大広間40名、中広間20名、個室が3室。椅子の座敷もあり好評だ。 この店には決まったメニューはない。その日に安宅・橋立・塩屋の漁港に水揚げされた近海の魚を、お客様にあった料理で出してくれるのだ。また野菜のほとんどは先代が畑で育てた自家製で、糠漬けはキュウリや茄子が収穫できる夏だけ。大根のファンも多い。 「夏は冷酒の神泉を指名するお客様が多いね。香りがよくて美味しいから」そしてこの店のもう一つの楽しみが器である。「僕は新しい九谷が好きで、特に酒器はほとんどの作家物が揃っているんだよ。これは徳田八十吉、そして吉田幸央、高聡文。使ってこその陶器だからね。わかってくれるお客様には普通にお出ししてます」昼は2500円〜、会席はビール2本付8000円〜と予算に応じている。仕出し、お弁当で出前もできる。 「うちは楽な店なんだよ。カップルで気軽にきてほしいね」明るい笑顔が印象的なご夫婦に送られ、こちらも何だかうれしい気分で店を後にした。
小松市大和町141 でんわ0761-22-8314 11:30〜13:30/17:00〜22:30 日曜休み(予約の場合営業) |