HOME > 桂松庵

    • 国登録有形文化財

桂松庵と緑寿庵

桂松庵

 酒蔵と庭を挟んで建つのは、にじり口、貴人口もある田舎間四畳半の茶室「桂松庵」。
昭和26年着工されました。樹木、灯籠、飛び石の配りよく数寄を尽くした庭は、金沢の丸岡樹仙の名作です。
この茶室と酒蔵で、蔵元が企画するお茶会や四季折々の宴が開かれます。
 茶室 桂松庵は、当時庭に松の大木があったことから、桂松庵と名付けられました。
茶室は、四畳半切本勝手で、裏千家の又隠席が基本となる小間造りです。
天井は台目席で、平、落、かけ込みの三種の造りとなっており、狭い空間を広く変化をもつ様にと工夫されましたものです。

又、にじり口と、貴人口とをもち、屋根は切妻の二重となり、
特に壁は藁を切って(すさ)として塗り込めたすさ壁は時間と共に「わび」「さび」の世界を感じます。

  

緑寿庵

数寄屋 緑寿庵は茶会の待合や客間に使われ、先代の遊び心を感じさせる建物です。
玄関、水屋、四畳、十畳、二畳の寺院造りで天井は上げの格(ごう)天井と、杉の一枚板を切り張りしたもので、入口の木戸や部屋の板戸は前田利常が隠居に築いた小松城、約350年前のものです。
また、らんまは井波の彫刻師 野村清雲の手になる、日本三景を表裏の違う風景が彫られ、欅の珍しいものです。
四季折々の風情が感じる様にと、夏座敷と冬座敷が全く違う顔をもつ建物となっております。
又、その回りの土縁は腰板に舟板を配し、庭を少しでも広く見せるための工夫があります。

※見学等は要予約 ご利用申し込みは電話にて申し込みください。(要予約)
※見学等は一人、500円(商品券500円付)、ご利用は一人、1000円となります。